住宅展示場とはどんなところかご存じでしょうか。
住宅会社にとって展示場は、お客様との出会いの場であり、企業のアピールポイントが詰まっているので、どんな家を建てているのか、どんな特徴があるのかをお客様が知ることができる場所となっています。
コロナ禍の外出制限により自宅で過ごす時間が増加したことをきっかけに、多くの住宅メーカーがYouTubeによるルームツアーや、Instagramを用いたライブ配信などを活用するようになりましたが、これはあくまでもお客様と接点を持つための手段です。車をネットで買う方はいらっしゃるかもしれませんが、一生に一度の大きな買い物である家を実際に体感することなく、購入する人はほとんどいらっしゃらないはずです。
それはお客様に限らず、就活生にも同じことがいえると思います。就活生もお客様と同じように展示場をみて、ご自身が働きたい会社、働くイメージができる会社を選んでいただきたいと思っています。
営業職といっても、何を販売する会社なのか、それはB to CなのかB to Bの仕事なのか、ルート営業、新規営業、訪問営業と業界によってさまざまな働き方があります。それぞれどんな場所でどんな仕事をするのかと想像できるでしょうか。
そう考えると弊社のような住宅営業の仕事は展示場でお客様と出会い、家を気に入っていただき、そしてご契約いただく。端的にいうとわかりやすくシンプルな仕事なのではないでしょうか。
また、展示場は営業スタッフの職場でもあります。どんな人が働いているのかなど職場の雰囲気も感じることができます。
実際に働く展示場を見ることができ、働いているスタッフの人から話が聞ける展示場に足を運んでみるのは、特に住宅業界を視野に入れている方にとっては参考になるかと思います。
自分が人に勧めたくなる家づくりを行っている会社かどうか確かめに行ってみてはいかがでしょうか。
さらに、面接の場では、展示場見学に行って感じたお気に入りのところなど、話のネタになります。採用担当側も熱意を感じるため、ほかの就活生と差をつけることができます。
最近の就活生は展示場を見学する学生さんが少ない印象です。
その分、目立つため大変好印象に感じています。ちなみに私も就活をしていたころ、選考に進む過程で展示場の見学に行き、働いておられる方にお話を聞かせていただきました。会社説明会に参加するだけではわからなかった発見があると思います。