家づくりに、強いこだわりを
持っていると感じた
「家づくりに、強いこだわりを持っている」。会社説明会で社長の話を聞き、そう感じました。
大学で建築を学び、木を使った家づくりをする会社を探していたのですが、多くの会社はコストの面で外国産を使っていたり、木の家と言いながらも手に触れる部分はプラスチックの樹脂を使っていたりと、私が描く木の家とは少し違いました。しかしイムラは木を使い、どうすれば心地良い家づくりができるかを常に考えている。その点に惹かれ入社を決めました。
性能だけじゃ、家の住み心地は語れない
その中でも一番に惹かれたのは「五感にこだわる」というブランドメッセージ。
技術が進化し、現在では様々な性能を提案することができますが、性能だけじゃ家の住み心地は語れないと私は考えています。「五感にこだわる」は、まさに性能だけでない、本当の心地よさを追い求めようというメッセージ。会社説明会で、社長からこのブランドメッセージや仕事へのこだわりについて話を聞いた時、強く共感しました。
家づくりの決め手は人それぞれですが、コストが安かったり、高い性能が備わったりしていれば、必ずしもいいわけではない。この会社で、質の良い木材を使い、質の良い家づくりを追求してきたいと思いました。
お客様が相談しやすい雰囲気をつくることが、
営業では大切
現在は営業として働いていますが、平日と土日・祝日ではスケジュールが違います。平日は、問い合わせのあったお客様に電話をかけたり、お送りする資料を作成したり。また先輩の営業や打ち合わせに同行することもあります。
土日・祝日は展示場が仕事場。朝は開店の準備や掃除をしてお客様を迎える用意をし、開店してからは呼び込みをしたり、ご来訪いただいたお客様に展示場内をご案内しています。
お客様と接する上で心がけているのは、口調やトーンを相手に合わせることで相談しやすい雰囲気をつくること。本音が聞けないとお客様に寄り添ったご提案ができないので、常にそう心がけています。
木に興味がなくとも、
伝え方を工夫すれば良いと感じていただける
ご縁をいただいた方は「家がほしい」と考えておられますが、求めることはそれぞれ違います。
展示場にご来訪いただいた方でも、必ずしも家の材料である木材に関心があるとは限りません。どうすればイムラの家が良いと思ってもらえるのか、価値の伝え方にも工夫が必要です。
以前にご案内をしたお客様も、そのような方のひとりでした。木に興味があるわけではないとおっしゃっておられましたが、呼び込みで展示場へ立ち寄っていただき、吉野杉の質感や香りを直接体感していただいた後、帰り際には「木って良いね」と言っていただけました。
素晴らしい材料を使っているので、その価値を営業の自分がきちんと伝えられれば、必ず興味をもってもらえるのだと実感しました。
「五感にこだわる」は、
細部にこだわることでもある
イムラの社員に共通しているのは、「木が好き」ということ。木を使った家を通じて、お客様が心地良い暮らしってなんだろうと、みんなが日々考えています。先輩方を見ていても、全員が同じ目標を持って取り組んでいます。
私もそんな先輩や上司のようになり、お客様から「中山に聞いたら、木の家については何でもわかる」と思っていただけるくらい、精通した人材になりたい。「五感にこだわる」は、営業として細部にこだわることでもあると思っています。知識もコミュニケーション力もつけ、たくさんの人に信頼される存在を目指して、これからも頑張っていきます。
※この記事は2020年10月に掲載しました。