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〈住まいと暮らしの話〉ドラム式洗濯乾燥機の使い方のコツ

2024/05/13

みなさまに暮らしと住まいを快適にするためのちょっと役立つ情報をお届けいたします。

今回のテーマは「ドラム式洗濯乾燥機」です。 洗濯はもちろん、乾燥までできる優れもの。その便利さから利用者が増えています。

本体も以前よりコンパクトになり、一般的な防水パンに置けるサイズが豊富になっています。そこで、ドラム式洗濯乾燥機のポイントをご紹介します。


優れた洗浄能力と便利な機能がポイント!


  • ドラム式洗濯乾燥機の洗濯方式

ドラムが回転し、洗濯物を上から下へと落とすたたき洗いが基本ですが、洗剤を投入後、ドラムを左右に細かく揺らして水流を起こしながら洗濯物に洗剤を浸透させて汚れを落とすなど、
洗い方も進化。ほかにもメーカーによって、洗剤を細かく泡立てることで高い洗浄力を発揮する方法や、洗剤を繊維の奥まで浸透させて汚れを落とし、
抗菌効果も期待できる洗い方など、汚れ落ちについても満足度が上がっているようです。ただ、少ない水で洗うので、
黒ずみや汚れ落ちが心配という場合は、二度洗いモードやすすぎの注水モードを試すのも手です。新しい色柄物や色落ちしやすい物、汚れがひどい物は分け洗いをおすすめします。

  • ドラム式洗濯乾燥機の便利な機能

注目されているのが、洗濯洗剤や柔軟剤などの自動投入機能。洗剤をはかることは洗濯では当たり前で、さほど面倒さを感じない、と思っても、この機能を利用すると、かなり便利なことを実感できます。
最初に設定が必要ですが(例:水30リットルについて洗剤10ミリリットルなど)、洗剤を変えなければ、はかる手間がなくなるのでラクです。洗濯洗剤を入れるタンクは分解できるメーカーも多いので、お手入れもしやすいです。


汚れがひどい服には温水機能もおすすめ。洗濯に温水を使うことで洗剤の効果をアップ。衣類の洗濯表示を確認して使いましょう。


 

縦型洗濯機よりも少ない水で効率良く洗うので、水道代がお得になります♪


ありがたい乾燥機能!お手入れで気持ち良く使う


  • 乾燥がやっぱり便利!

乾燥機能があれば、天気やその日の忙しさに左右されずに洗濯が完了!最近は、しわになりにくい仕上がりになるものも増えています。
乾燥方法には2つあり、ヒートポンプ式は内部を除湿し、効率的に乾燥させる方式。服へのダメージが少なく、電気代もお得。
ヒーター式は、ヒーターから発生した温風を送り込んで乾燥させる方式。洗濯物が傷みやすい点がありますが、最近は衣類に優しい低温ヒータータイプも見られます。
ちなみに、乾燥時間は衣服の量によって90分~3時間程度。電気代の省エネ化もメーカー努力で進んでいるようです。
乾燥機にかけるときは、ネットに入れたモノは出してから庫内に入れると、生乾きを防げます。

  • 普段のお手入れ

1カ月に1度程度、洗浄モードで洗うなど、説明書のとおりにお手入れを。
また、排水フィルターのたまの掃除もお忘れなく。湿った綿ゴミなどを放っておくと、カビやヌメリの原因になります。
日常的には、乾燥フィルターの綿ゴミを取ることで乾燥機能が安定。取り出し口の手前についたパッキンの外側と内側を拭くことで、気持ち良く使えます。


乾燥フィルターの綿ゴミは、乾燥後よりも洗濯後に取ると、湿気があるので細かい綿ゴミが舞わずに取ることができます。


洗い方からお手入れの方法までご紹介しました。ぜひ参考にしてくださいね。