
イムラの旧家
リノベーションの特徴
「旧家」とは戦後から昭和にかけて建てられた建物を指すことが一般的です。
1927年創業「吉野杉の家」を累計約1,000棟を建てたイムラが
風格を活かした暮らしやすい住まいへとリノベーションします。
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どこに依頼したら
いいのかわからない
建ててもらった大工さんが
もういない -
守り継がれてきた家を
大事にしたいが
どうしても使い勝手が悪い -
隙間風が入り、
暖房の効きが悪く寒い
お悩み解決事例case
K様邸

- ・木造軸組2階建て
- ・築年数:約38年
- ・施工面積:約50坪
- ・家族構成:お母さま80代/ご夫妻50代/ご子息20代/ご息女20代
- ・工期:約6ヶ月
お悩み
- ①隙間風が入り寒い
- ②段差が気になる
- ③使い勝手が悪い生活動線
- ④水廻りが不便
- ⑤旧家ならではの趣も残したい

Point.01
窓サッシの入れ替えや
断熱材の補填により、
断熱性を高め寒さを解決!!
Point.02
危険だった床の段差を
日常生活で気にならない
程度まで解消
Point.03
ライフスタイルの変化に合わせ
使いやすい生活動線を考慮し
間取りを大幅に変更!

Point.04
LDKは
家族みんなで使えるキッチン、
明るく安全な階段を設置

Point.05
和室の間取りはそのままに
以前の趣が感じられる住まいへ

コンセプトconcept

伝統の家屋を活かす
イムラでは専属の大工による旧家ならではの重厚感のある外観やたたずまいを活かしたリノベーションが可能です。
趣はそのままに、
暮らしやすい住まいへ
既存の梁や鴨居など活かせるものは残し、旧家の面影を残しながら新たなライフスタイルに合わせ、住みやすい空間づくりを提供します。



熟練の大工、左官職人、
建具職人の匠の技craftsmanship

イムラ専属、熟練の大工
旧家のリノベーションは、通常の工事より多くの制約があり、構造・技術を熟知した職人が必要です。イムラでは何代にも渡り匠の技を受け継ぐ大工職人が施工を担当するので、旧家の趣を活かしたリノベーションが可能です。

左官職人の手仕事
珪藻土などの塗り壁や三和土(たたき)を施工する職人、またはその仕事自体を左官と言います。江戸時代から続く呼称ですが、昨今の家づくりではビニールクロス貼りの家が増えたため、左官仕上げそのものがめっきり減りました。イムラでは一棟一棟ていねいに、左官職人が鏝(こて)を使って仕上げます。熟練の手仕事で塗る壁が、旧家の重厚感にあった上質な空間をつくります。

建具職人の匠の技
「吉野杉の家」の内装建具(開き戸・引き戸・障子・収納建具)はすべて吉野杉を使ったオリジナル建具です。
新しいライフスタイルに合わせた間取りに、建具職人の匠の技が生き、風格の感じられる住まいとなります。
提案力suggestion
専属の設計士が
理想の暮らしをデザイン
旧家ならではの間取りの不満や、収納不足のお悩みなど、ライフスタイルの変化に合わせた暮らしやすい住まいをご提案します。

旧家と調和する、
吉野杉と珪藻土harmony

銘木吉野杉
吉野杉は、音、呼吸、匂い、手触り、美しさ、「五感」すべてにおいて魅力的な銘木。日本三大美林の一つと言われる奈良県川上村産の吉野杉は最高級のブランド木材として広く知られています。 長い年月をかけて人の手により育てられてきた吉野杉は、節が少なくまっすぐに成長し、1年ごとに重ねられる年輪の幅がほぼ一定で密であるため、強度があり、構造材としても最適です。

珪藻土の塗り壁
イムラでは、室内の壁の仕上げ材として珪藻土を使用しています。珪藻土には湿度が低い時には湿気を放出し、高い時には吸収してくれるという「吸放湿性(JIS規格A6909基準以上)」があります。一年中ダニやカビが発生しない湿度にコントロールしてくれる他に、シックハウスのもとになるホルムアルデヒドを分解してくれるなど、大変健康によい自然素材です。
長く住み継いでいくからこそ、健康的な住まいを実現します。
旧家再生への取り組み
2017年度受賞 代官屋敷の古民家再生

築200年以上の元代官屋敷を次の世代に住み継ぐための古民家再生事業。お白州の式台や砂利敷、力強い架構の柱・梁・差鴨居・土壁が残っている古民家ですが、何度も改修を経る間に差鴨居が一部欠損し大きく構造が歪み、断熱性がなく冬が寒いことや、段差が多いことなど安全で快適な暮らしを送ることができない建物となっていました。
上記問題の解決策として、構造躯体のみを残して全て解体し、建て起こし等の抜本的な改修工事を行うと共にLDKなどの空間構成も見直しました。その結果、外観の伝統的な趣はそのままに、200年経過した古材と樹齢200年の吉野杉などの新しい木材が調和する快適居住空間が完成。これから先も長く安心して暮らせる安全性が確保されました。
林業再生システム

人工林で約500年の歴史を持つ吉野林業発祥の地でありながら需要の減少が深刻化する奈良県川上村の林業を再生させるため官民一体の新たな仕組みを構築。
2015年には川上村と林業4団体からなる「吉野かわかみ社中」が、生産から加工、流通、販売に至る一貫体制の安定供給支援を始めました。これにより、林業再生と森林環境保全につながる官民一体の事業システムが完成しました。