施工事例・お客様インタビュー

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細部までこだわった平屋の木の家

34.32坪 / 4LDK

細部までこだわった平屋の木の家

自分たちが思い描いていた家を建てられそうだと感じた。

建築の知識があるが故に、こうしたい、ああしたいが多くありました。いくつか住宅会社を見て回る中でも、イムラさんは展示場でプラン事例を見せていただけるだけでなく、展示場や実際に住まわれているオーナー様のお家へご案内してくださりました。そんな中で、自分たちが理想としている家が建てられそう、夢を叶えられそうだと思ったのがイムラさんが手掛ける家でした。

Data

敷地面積 240.80m²[72.84坪]
間取り 4LDK
延床面積 113.44m²[34.32坪]
種類 単世帯・平屋
竣工年月 2024.5月
建築地 兵庫県

ここしかないと思える土地に出会えた

ショッピングモールにある相談窓口の方から紹介いただいた中の1社がイムラさんで、それまでにはイムラさんのことを知りませんでした。どのような会社で、どんな家づくりをされているのかと話を聞いていく中で、数年前に家を建てた友人がイムラさんのお家だったことを思い出したんです。

自然が好きなので、日本の四季の移り変わりが身近に感じられる家にしたいということを大前提に家づくりを進めていました。希望とするエリアをかなり広げることにはなりましたが、通勤の利便性を含め最終的には3か月かけて辿り着いたのがこの土地です。この土地にすると決めた時に、平屋でも建築できそうとアドバイスをいただいたので、“せっかくなら平屋にしよう”と平屋にしました。

家づくりのプロフェッショナル

建築家の堀部安嗣が好きで、住宅雑誌で見ていた家がすごくかっこよくて。その家も平屋で壁の色も黒だったので自宅も同じ黒色の壁にしました。付箋だらけになっているのですが、設計の方にも雑誌をお見せして、雑誌に掲載されているお家はデザイン重視なお家が多いので、“住み心地は悪そうですよね”とか、私たちの要望を雑誌を見せながらお話しして、憧れの建築家が建てたような外観に、現実的な住み心地・快適さを兼ね備えた素敵な家が完成しました。

営業担当の方は、私たちよりも若い方だったので最初は心配だったんです。ですが、お会いするたびに、仕事と真摯に向き合う真面目さ、親身になって相談に乗ってくださる姿に好感が持てましたし、担当してくださった方々には随分と相談に乗っていただきました。各部署の方がプロとして仕事に邁進しておられるのですが、それを誇示しないというか、穏やかに仕事をされてる雰囲気が印象に残っています。

五感に触れる素材の香りと質感

他のハウスメーカーで建てた時は、入居時に科学的な匂いを一番感じるのかと思います。そのようなことは全くなく、入居時だけでなく、帰宅して玄関に入るたびに吉野杉の香りが鼻を抜けていきます。床の換気孔からも、家の基礎部分に使われている桧の匂いが香るのですが、それもまた良いです。

桧をメインで使用されている住宅会社さんもあったのですが、神社やお寺で目にする桧の味わい深さは何百年先に得られる良さなのかと思ったり。床に張った時の木目のきれいさ、サラサラで快適な吉野杉に惹かれました。

細かいですが、クロスの継ぎ目が嫌いなので、塗り壁をマスト要件として考えていました。クロスとは違うやわらかい質感と、科学的なにおいが全くしないのが良いです。

梅雨時期や雨の日に湿気で不快だと感じることもあまりないですし、シャツだと室内干しでも半日くらいで乾いているので、マンションとかでは全くあり得なかった話ですね。

音が気にならない

リビングに大きな窓を設けていますが、うんと軒を伸ばした設計のおかげで夏の日差しがガラスに当たることもなく快適に過ごしています。エアコンもLDKの1台を稼働するだけで良いので断熱性能の高さを実感しています。

また、趣味の音楽やトレーニングマシンを使う音も他の部屋には影響がありません。家の前の道路にマンホールがあるのですが、その上をトラックが通るとバタンバタンと音が響く、その音で目覚めると近隣の方に聞いていたのですが、その音も全く気になりません。

要望に沿って形にした時の再現度が高い

家事動線はもとより、来客時の動線や各部屋からの動線と間取りには設計の方がすごく考えてくださったと思います。提案いただいた内容に対して要望を伝え、次の打ち合わせでその要望に沿ったプランとして提案をしてくださるのですが、その要望に対する再現度の高さに驚きました。

この土地で建てると決めきっていない段階で、2階建てと平屋のざっくりと描いてくださった図面も的を得ていて、平屋を建てると決めてからは最初に描いてくださった図面をベースに細かいところの打ち合わせを重ねていきました。

こだわりのキッチン

インテリアコーディネーターの方がメーカーのショールームに来てくださって、さまざまなキッチンを一緒に見て回りました。最初はアイランドキッチンを考えていなかったのですが、いろいろ見た中でアイランドキッチンにしました。IHクッキングヒーターも実際に体験できるところへ行って調理体験をしたり、食洗機はフロントオープンタイプをセレクトしたのがこだわりです。

信頼の置ける、スタッフの方々の丁寧な姿勢

担当してくださったイムラの方は、それぞれの分野において知識豊富な方が多かったです。丁寧に要望を聞いてくださり、比較検討もたくさんお願いしましたが、粘り強く付き合ってくださり嬉しかったです。

知らないことがあったときも、義務感ではなく前向きに興味を持ち、自分の勉強のために調べて説明してくださっていたような印象で。営業担当の方はとくに、お金の話もいろいろと調べて丁寧に資料にまとめてくださった、その資料がまた真面目な人なのだとわかる内容だったんです。おこがましいですが、お金の計算一つとってもきっちりとされる信頼の置ける方でした。

家で過ごす時間が幸せだと感じる

家で過ごす時間を長くしたいと、極端ですが、帰社時間が早くなり残業も少なくなりましたね。自宅でごはんを食べることが多くなり、木の香りや、窓を開けて聞こえてくる自然の音に耳を傾けたいとテレビや携帯を見る時間も少なくなっているかもしれません。

夜になると外が真っ暗になるので、星を眺めたり、和室に寝転がったり、、、残業を終えて帰宅→ごはん→お風呂、という季節を感じることのない生活を今まで送っていたなと改めて気付かされました。今の家では、日の長さや風の心地よさを感じられる生活を送っています。設計やインテリアコーディネーターの方と一緒に、優先順位をつけながらも時間をかけて話し合って完成したお家なので、細かいこだわりも詰まった自慢の家です。

納得がいくまで自分たちで考えることも欠かさない

設計の方やインテリアコーディネーターの方が素敵な提案をしてくださる中でも、自分たちが納得いくまで考えることも大切だなと思いましたね。納得がいくまで考えたことを、イムラのスタッフの方はきちんと聞いてくださったので安心してお任せすることができました。

無限に判断を迫られるのが家づくりだったので、ブレない自分のこだわりを持つことも必要だと家づくりを通して感じました。AとBの選択肢に直面した時に立ち返ることができる原点ともなりましたし、それを重ねることで大満足の家が完成するのではないでしょうか。私たち夫婦の共通事項としては、20年分の住宅雑誌を見ることからスタート。当然のようにSNSも見たのですが盛沢山すぎて。それを取り入れるとよくわからない家になりそうだったので、住宅雑誌の特集誌面がすごく参考になりました。

存在感のある純和風な外観

重厚感のある黒い外壁の外観。外構はフェンスやブロックなどの人工物ではなく、石や植栽にこだわった里山風に仕上げています。

帰宅すると木の香りに癒やされる玄関

造作の下駄箱と、引き違いの収納を備えた玄関。櫛引き仕上げの珪藻土壁は、照明の陰影を美しく演出しています。靴だけでなく、アウトドア用品、キャンプウェアも収納できる大容量な収納スペースです。

玄関の式台には山桜を、土間は三和土(たたき)仕上げにしています。三和土仕上げは自然な風合いで、湿度を調整する効果があります。また、玄関ホールと和室の広縁は、木目の表情が美しく際立つ浮造り仕上げを施しています。

季節の移ろいを感じるLDK

カエルの声や、風にそよぐ稲の音が聞こえ、自然を身近に感じられるLDK。FIX窓をうまく取り入れ、窓枠を気にせず外を眺められるように設計しています。また、室内の天井と同じ高さで軒を設計しているので、内と外との一体感が感じられます。

大工が手掛けた和室

杉の天然絞丸太の床柱に、ケヤキの床板と上質な材料を使った和室。完成するとわからないが、長押は台形の材料なのだと大工から直接話を聞いたりと、建築中も大工との交流があるのがイムラならではの家づくり。

室内干しもできる、ゆったり広めの洗面脱衣室

天板の素材や鏡をそれぞれのショールームで実際に確認し、複数のメーカー品を組み合わせた造作の洗面台。天井に吊り下げ物干しを設置しているので、室内干しスペースとしても使えます。

和モダンでおしゃれなトイレ

ペンダントがおしゃれなトイレ。大小の便器を設置した広めの設計で、トイレットペーパーがすっきりと収納できるニッチを設けています。