施工事例・お客様インタビュー
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平屋の終の棲家
24.29坪 / 2LDK
 
                    自分たちが描いた”イメージ通りの家“
家を建てるにあたり、「木の家」と「自然素材」に強くこだわっていました。他社も検討しましたが、最終的にイムラに決めた一番の決め手は、「標準仕様が私たちのイメージと一致していた」ことです。他社では、私たちが求める自然素材や仕様を取り入れようとすると、どんどん値段が上がってしまい、最終的にはイムラと金額が近くなりました。それなら、どの家を見せていただいてもイメージ通りに仕上がっているイムラさんにお願いするのが一番だと信頼できたからです。
Data
| 敷地面積 | 323.96m²[98坪] | 
|---|---|
| 間取り | 2LDK | 
| 延床面積 | 80.32m²[24.29坪] | 
| 家族構成 | 夫婦 | 
| 種類 | 単世帯・平屋 | 
| 竣工年月 | 2024年6月 | 
| 建築地 | 奈良県 | 

「終の棲家」を見据え、マンションから戸建てへ
以前はマンションに住んでいましたが、子どもが独立し、夫婦二人で部屋を持て余していました。物置と化している部屋もあり、使用していない空間があるのに、管理費や駐車場代、高額な修繕積立金などのコストが継続的にかかることに疑問を感じたのがきっかけです。終の棲家として住み続けるにはお金がかかりすぎると。
また、今まで団地やマンションにしか住んだことがなかったので、老後は静かな場所で畑仕事などを楽しむ、田舎の一軒家での暮らしに強い憧れがありました。ちょうどマンションが高く売れる時期だったので、それを元手に一戸建てを建てることにしたんです。

諦めかけた理想の土地との出会い
土地探しにはずいぶん時間がかかりました。仕事のこともあるのでエリアを絞って探していましたが、希望の土地はなかなか見つからず、徐々にエリアを拡大。そんな中で偶然見つけたのがこの土地でした。最初は予算オーバーで諦めかけていましたが、価格が下がったタイミングで「今だ」と購入を決めました。

入った瞬間に感じる、木の香りと無垢の温もり
初めてイムラさんの展示場へお伺いし、玄関へ入った瞬間の「木の香り」の印象が今でも忘れられません。そして、標準仕様の吉野杉の床が私たちのイメージにぴったりだったんです。お伺いした時は冬で靴下を履いていたのですが、木の温もりと香りに強く惹かれました。
住み始めた今でも、帰宅した時にはやはり良い香りがします。季節や湿度によって「ふと香る」瞬間がありますね。会長さんから「香りがしなくなったら床を水拭きすると良い」と伺ったので、固く絞らない濡れ雑巾で拭いたりもしています。無垢材なので、小さな傷も水分を含ませると木の繊維が膨らんで戻る、というのも実感しています。

勾配天井と家族が集まるⅡ型キッチン
平屋の家なので、それを活かした勾配天井と杉板張りのLDKです。お伺いさせていただいたオーナー様のお家を参考に、この開放的な空間を我が家にもと思いました。
家づくりは、将来のことを考えて「平屋」を最初から希望していました。親の介護経験を経た夫婦二人暮らしにおいて、年を重ねてからの階段の上り下りが大変だと感じていたため二階は不要、すべて引き戸を採用し、階段のない生活を選びました。
また、Ⅱ型キッチンとダイニングテーブルに続くカウンターは、設計当初からのこだわりです。子どもや孫が集まった時に、みんなで一緒に並んで作業したり、食事ができるスペースを確保したかったんです。このカウンターを活かすために、キッチンはI型ではなくⅡ型にしました。
当初、オープンなカップボードを予定していた部分に、ガラリ戸を付けてもらったのも良かったです。奥にトイレがあるため、お客様が通る際に生活感を隠したいという要望から取り付けましたが、生活感が消えてとても素敵になりました。

不安を解消してくれた営業担当
営業担当の方の存在は本当に大きかったです。まず、土地の購入を検討している時から、こちらの要望だけでなく、住んでから困らないようにと先回りして動いてくれたことに驚きました。私道や境界線など、素人ではわからない複雑な土地購入の条件をきっちりと整理し、後から問題が起きないように対応してくれたのが心強かったです。
また、私たちの言葉が足りなくても、言いたいことをすぐに汲み取ってくれる「頭の切れる人」だと感じました。他社では何度も同じことを言わないと伝わらず、打ち合わせが進まないという不安がありましたが、私たちを担当してくださってイムラの営業の方には安心して任せられる、というのも最終的にイムラに決めた決め手の一つです。
設計担当の方には、急な要望にも一生懸命に対応してくださり、インテリアコーディネーターの方との打ち合わせではプロの視点でのご提案をいただきました。洗面所のタオル掛けの位置など、細かな点についても時間をかけて話し合い、壁をくりぬいたニッチのような仕様にしてもらいましたが、今とても気に入っています。要望に対して親身になって考えてくれるので、良いものができあがったと大満足です。

打ち合わせを楽しむのが家づくりの秘訣
どこで建てるかというのと同じくらい、担当してくれる人の存在が大事だったのかなと思っています。また、納得いくまで話し合い、妥協しないこと。「これはできないだろう」と思うことでも、まずは全て担当者に伝えてみるのがおすすめです。イムラさんの担当の方は親身になって考えてくれるので、要望を言ってみることで、きっと良い答えを導き出してくれますよ。
洗練された黒色の外壁

切妻屋根の軒を深く出したモダンな平屋の外観です。
外壁は落ち着いた黒色の吹き付け塗装仕上げ、青い空と鮮やかな緑の芝生の中で、ひときわ洗練された印象を与えています。
水平ラインを強調したデザインと、中央に配された木目調の玄関ドアが、重厚感のある黒い外壁に温かみを添えるアクセントとなっています。
玄関ポーチには縦格子をあしらい、デザイン性とミニマルで美しいファサードを形成しています。
木のぬくもりを感じる玄関ホール

無垢材の豊かな表情が訪問者を優しく迎え入れる玄関ホールです。
右側には、造作の下駄箱が設置され、その上部にはシンプルながらもデザイン性の高いペンダントライトが空間のアクセントとなっています。
ホールから居住空間へと続く開口部に、和の趣を感じさせる格子状の引き戸が設けられています。この引き戸は、デザイン性だけでなく、来客時の目隠しや間仕切りとしても機能し、奥に見えるLDKへと視線を誘います。自然素材を基調とした、和モダンで洗練された空間デザインです。
勾配天井の開放感が心地よいLDK

平屋の特徴を活かした勾配天井が、圧倒的な開放感と明るさをもたらすLDK。
天井には杉板が張られ、吉野杉の無垢フローリングと同じく自然素材の温もりを感じさせます。吉野杉と珪藻土の白壁を基調としたシンプルでナチュラルな空間です。
造作のダイニングテーブルの上には、デザイン性の高い球状のペンダントライトが空間のアクセントとなっています。
リビングには造作のテレビボードを据え、木製の格子扉が視覚的なリズムを生み出しています。リビングの奥には、段差なく隣接する和室を配置し、LDKとのつながりを感じさせながらも、独立した空間として利用できる間取りとなっています。
家族が集う、使い勝手を追求したⅡ型キッチンとカウンター

オーナー様がこだわったⅡ型キッチンは、作業スペースを効率的に確保しつつ、ダイニング側を落ち着いた色合いの素材で仕上げた立ち上がりカウンターで目隠ししています。この立ち上がりカウンターは、手元を隠すだけでなく、ダイニングテーブルとつながるデザインの一部として機能しています。
カウンターから自然とつながるように造作された無垢のダイニングテーブルは、家族やゲストが多人数で使えるよう広めに設計されています。
デザインと機能性を両立したⅡ型キッチン

大きな窓からは自然光がたっぷりと差し込む明るいキッチン。LDKへと視線が抜ける設計で、料理をしながらでも家族とのコミュニケーションが可能です。
シンクと作業スペースを兼ねたアイランドカウンターをリビング向きに設置。壁側にはコンロと収納が配置され、シンクとの間で効率的な作業動線が確保され、家族みんなでキッチンを囲んで楽しめる空間になっています。キッチンそばにはカップボード機能を備えたルーバー建具付きの収納が生活感を隠してくれます。
家族の憩いを演出するダイニングと造作収納

穏やかな光が差し込むリビングスペースが見えるダイニング。勾配天井の梁が、空間にリズムと奥行きを与えています。
ダイニングの背面には造作の収納スペースを設置。吉野杉の扉付き吊り収納と、オープンな棚が一体になっており、電子レンジやトースターなどの家電製品をすっきりと収められるように設計されています。この造作棚は、リビング・ダイニングのナチュラルな雰囲気と調和しながらも、機能性を高める役割を果たしています。
落ち着いた色調で統一されたサニタリー空間

横長のカウンタータイプの洗面台は、引き出し収納とオープン棚を組み合わせた造作。キャビネットのダークグレーと壁のグレーのタイルが、吉野杉の無垢フローリングの明るさと対比し、落ち着いた雰囲気を演出しています。カウンター下にはスツールを置くスペースもあり、座って身支度ができる工夫がされています。鏡の左右には木製の棚が設けられ、小さな装飾品やアメニティを飾ることができます。
壁面は濃いチャコールグレーの珪藻土塗りを施し、モダンでシックな空間となっています。小さな窓が外部からの光を取り込み、空間に奥行きを与えています。壁の暗い色調と、手前の明るい造作のカウンター収納との組み合わせが、上質な空間を演出しています。トイレットペーパーホルダーやタオル掛けなどのアクセサリーも、シンプルなデザインで統一されています。
豊かな景色とつながる広々としたウッドデッキ

内と外部の豊かな景色をつなぐ、広々としたウッドデッキの様子です。
ダークカラーの外壁に面して設置されたウッドデッキは、温かみのある木調の素材を用い、リビング・ダイニングからのアクセスを容易にしています。
大きな掃き出し窓がLDKとデッキをつなぎ、窓枠も外壁と調和する黒で統一されているので、景色を切り取る額縁のように演出できます。
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