施工事例・お客様インタビュー
Works.Interview
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こだわりとぬくもりに満ちた木の家
35.03坪 / 3LDK

いつかは地元で家を建てて、休日をゆっくり過ごしたい。
職場や両家の実家とのアクセスを考えている中で、自分たちが望んでいた土地に出会うことができ家を建てることを決めました。実家が戸建てだったこともあり、奈良に住むなら一戸建てを建てたい私と、とくに一戸建てにこだわりがなかった主人でしたが、実際に住んでみると冬の寒さが気にならないこと、防音性の高さに大いに満足し幸せに暮らしています。
Data
敷地面積 | 83.20m²[25.17坪] |
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間取り | 3LDK |
延床面積 | 115.81m²[35.03坪] |
家族構成 | 夫婦 |
種類 | 単世帯・二階建て |
竣工年月 | 2024.3月 |
建築地 | 奈良県 |

土地を探すのはどこで建てたいかを決めてから
“奈良に家を建てて住もう”と考えた時に、家を建てた友人に話を聞くと「まずは住宅展示場に行って、どこで建てたいか住宅会社を決めてから一緒に土地を探した方が良い」と言われたので、その言葉の通り登美ヶ丘の住宅展示場へ行きました。
出展されている大手のハウスメーカーや工務店を見て回る中で、「自然素材が好きならイムラさんも良いですよ」と教えていただき、イムラさんの展示場へ足を運んだのが私たちとイムラさんとのはじまりでした。教えていただかなくてもたぶんお伺いしていたかなと今となれば思いますね。

何と言っても印象に残ったのは杉の香り
イムラさんの展示場に入った瞬間、杉の香りがものすごく印象的だったのを覚えています。冷蔵庫に入っていた、寒い時期の床を想定した床板を触らせていただいたのですが、冷たくないことに衝撃を受けました。賃貸の時は床が冷たいので冬は絶対に靴下を履いていましたが、今の家に住んでから年中素足で過ごしています。朝起きて1階に降りてきたときも、寒さを感じることがありません。
普段の買い物から、目移りせず直感で決める性格なので、実際に見学して“イムラさんで建てよう”と決めました。そう思ったのも、展示場でご案内いただけた営業の方に出会えたのも大きいです。夫婦二人で話をするときも営業の方の話をしますし、その方が私たちの担当でなければ他のメーカーさんの展示場も見に行っていたのかもしれないですね。

設備機器の色味やスタイルにこだわった
家族で多くの時間を過ごすであろうリビングを広くしたいという要望から始まり、Ⅱ型のキッチン、ピットリビング、ゆったりとした1階のトイレ、2人並べる洗面台、お風呂の雰囲気と窓、庭のテラス、、、とよくよく考えるとたくさんのこだわりを詰め込んだ家。スタイリッシュな家への憧れがあったので、ダークな色使いとイムラさんの木のあたたかみがうまく調和してシックな印象の内装に仕上がって大満足です。テレビのところの壁も営業の方が提案してくださったんです。
もちろん、イムラさんで建てようと決めた理由に、制震装置のMIRAIEや珪藻土、断熱材のセルローズファイバーが使われている点もポイントでした。防音効果もあるセルローズファイバーと聞いていたのですが、本当に防音効果が高くて。私が帰宅すると主人が先に帰宅し大音量でギターを弾いていたのですが、外にはまったく音が聞こえていなくて、セルローズファイバーの防音性能の高さに防音室をわざわざ作らなくて良かったと驚きました。

床板を斜めに張る設計士のアイデア
住宅展示場で見学したハウスメーカーのモデルハウスで気に入ったのがピットリビング。それをイムラさんの設計の方に相談してピットリビングを設計していただきました。そこで、ピットリビング部分の床板を斜めに張るという設計の方のアイデアには驚きましたね。友人を家に招くことも多いので、椅子替わりに段差のところに腰掛けてくつろぐこともできます。今のソファもローソファに買い替えて、ピットリビングの良さをしっかりと堪能したいと考えています。

北側に設けた大きな掃き出し窓
南側にリビング、そして大きな窓があるお家が多いのかと思いますが、外からの視線を考えて北側に大きな窓があるのが我が家の特徴です。暗くなるのかと思ったのですが、一日を通して安定した明るさがありますし、日中は電気を付けなくても過ごせるくらいで。この大きな窓越しに家の中から外を眺められることはもとより、窓を開けた時の庭とのつながり、広がりも設計の方のアイデアですごく気にいっているところです。
『敷地条件を読み解いた間取り設計』が注文住宅、そしてイムラさんの特徴ではあるかと思いますが、「設計の方、一回この土地に住んでから設計したの?」と思えてくるほど、風や光の入り方が心地よいです。

家づくりの主人公として、実現したいことを伝える
こんな風にしてみたいという希望があればイムラさんは叶えてくれます!その中から、予算面を踏まえて優先順位を付けてしっかりと考えていくと良いのではないでしょうか。私たちを担当してくださった営業の方は、暑い中でも、日が沈んだ暗い中でも丁寧に対応をしてくださり、先ほどもお話ししましたがその方と出会えなければイムラさんで建てることはなかったのかもしれません。家づくりの主人公として、幾度とない家づくりをしっかり楽しんでくださいね。
景観に調和する、洗練された外観

落ち着いた色調の外壁に、アクセントとなる濃色の屋根と窓枠がシャープな印象を与えます。建物の高さを抑え、水平ラインを強調したデザインは、安定感と広がりを感じさせます。大通りに面した壁は、窓の数を意図的に少なくすることで、外からの視線を遮り、プライバシーを重視した設計としつつ、ミニマルで落ち着いた表情を創り出しています。
木のぬくもりと機能美が調和する、吉野杉と珪藻土の玄関ホール

正面に設えられた吉野杉の扉の先には、広々とした土間収納が続いています。アウトドア用品やベビーカー、季節の道具などをすっきりと収納でき、玄関周りを常に美しく保つことができます。壁際に効果的に設けられた地窓からは、足元を優しく照らすように穏やかな自然光が差し込み、空間にさらなる奥行きと落ち着きを演出します。この柔らかな光が吉野杉の木肌や珪藻土の壁の質感を一層豊かに映し出し、訪れる人を温かく迎え入れます。

コーナーには飾り棚と壁付けのライトを設置。季節の小物やお気に入りのアートを飾れば、空間に彩りと個性をプラスできます。温かみのある照明が棚の上を優しく照らし、陰影のある落ち着いた雰囲気を提供します。
空間にリズムを生むピットリビング

床には温かみのある吉野杉の無垢材を贅沢に使用し、足元から心地よさを伝えます。壁は白を基調としながら、テレビボードの背面にはグレーのアクセントウォールを配置。木の柔らかさと無機質な素材感が互いを引き立て合い、洗練されたモダンな雰囲気を醸し出しています。
圧巻なのは、庭に面した大開口の窓。豊かな自然光を室内にふんだんに取り込み、季節の移ろいや時間の流れを感じさせます。窓枠や階段のブラックカラーが空間全体を引き締め、スタイリッシュな印象を加えています。
こだわりのⅡ型キッチンが生み出す、効率的な動線とコミュニケーション

作業効率とデザイン性を両立するⅡ型キッチン。シンクとコンロを別々のカウンターに配置することで、広々とした作業スペースを確保し、夫婦二人でキッチンに立ってもスムーズに動ける効率的な動線を実現しました。
選ばれたグラフテクトのキッチンは、まるで上質な家具のような佇まい。落ち着いたダークトーンで統一された面材が、空間全体に重厚感と洗練された印象を与えます。ダイニングテーブルもキッチンと一体感のあるデザインで設えられ、料理の準備から配膳、食事、そして片付けまでがスムーズに行えます。
ゆとりと機能美を兼ね備えたワイドな洗面空間

この洗面空間の主役は、何といってもご夫婦のこだわりであるワイドな洗面カウンター。二人同時に使用しても窮屈さを感じさせないゆとりあるサイズで、慌ただしい時間帯もスムーズな動線を実現します。落ち着いたダークトーンのカウンターとキャビネットは、空間全体に高級感とシックな印象を与え、モダンな雰囲気を演出しています。
開放感と温もりに満ちた階段ホール・吹き抜け

住まいの中心で、上下階を緩やかにつなぐ階段ホールと、そこから広がるダイナミックな吹き抜け。光と影、そして選び抜かれた素材が調和し、美しさと心地よさを両立した象徴的な空間です。
上質で心安らぐトイレ空間

まるで小さなプライベートラウンジのような、上質な設えと心安らぐ雰囲気に満ちたトイレ空間です。選び抜かれた素材と巧みな光の演出が、日常の一コマに豊かさと癒やしをもたらします。
贅沢に使用された広葉樹の一枚板カウンターの下には扉付きの収納とオープン棚を設け、デザイン性と実用性をスマートに両立させています。奥の壁には、ヘリンボーン調の立体的なパターンが印象的なアクセントクロスを採用。間接照明の柔らかな光がこの凹凸に陰影を生み出し、壁面に豊かな表情と奥行き感を与えます。