施工事例・お客様インタビュー

Works.Interview

オススメ

理想を追求した木の家

34.67坪 / 3LDK

理想を追求した木の家

理想の暮らしを追求、辿り着いた吉野杉の家

家づくりを検討していた当時、実は他の工務店で話を進めていたんです。でも、何回打ち合わせをしても見積もりが曖昧で。そんな中、イムラさんの営業担当の方と出会いました。その方は、私たちの理想を「イムラならできる、いくらかかる」と、すごく具体的に話をしてくれたんです。どの素材をどれだけ使うといくらになるのか、その計算方法もとても明快でした。その透明性のおかげで、安心してお任せできると感じ、イムラさんにお願いしようと決めた一番の理由です。

Data

敷地面積 202.19m²[61.16坪]
間取り 3LDK
延床面積 114.63m²[34.67坪]
家族構成 夫婦+子ども2人
種類 単世帯・二階建て
竣工年月 2025年2月

4年にわたる土地探し、そして運命的な出会い

もともとファミリーマンションに住んでいたのですが、私も趣味が多くて、娘も細かいものが山ほどある中で、少し手狭に感じていました。それが、家づくりを考え始めた一番のきっかけです。そんな時、偶然見かけたイムラの美原展示場が、明るくて気持ちのいい空間で、心惹かれました。

その、「明るくて、気持ちのいい空間」に惹かれて、改めて登美ヶ丘展示場へ見学に行ったんです。そのとき案内してくれた営業担当の方との出会いがあってこそ、私たちがイムラさんで家を建てた一番の理由です。

実は、この土地を見つけるまで4年もの時間がかかりました。市街化調整区域の隣で見晴らしがいい土地を探していたのですが、新興住宅地のきっちり区画された場所はあまり好きじゃなかったんです。娘のためにも、小学校が近くて、夜道に街灯があるような場所がいいなと。山が多い地域で、古い擁壁が多くて、それを壊すのに2000万円もかかると言われたりして、なかなか思うような土地が見つからなかったんです。

そんな中、たまたまこの土地を紹介してもらい、最初は予算より高かったのですがちょうど値下げされたタイミングで。「もう買うしかない!」と思いましたね。中古の家があったんですが、二階から見たこの景色が気に入って、この景色を取り込みたいとすぐに思いました。

家族それぞれのこだわりとお気に入り

契約後は、設計担当の方が、私たちの理想を丁寧に形にしてくれました。私がお気に入りの場所は、リビングの一角に設けた、こもれる空間の「ヌック」です。娘がもう少し大きくなった時、主人には聞かれたくないけど、お母さんには話したいという時期が来ると思うんです。そんな時に、このヌックなら話せるかなと思って。疲れた時や一人になりたい時にも、この場所でホッとできています。

主人は、リビングの窓際に設置したカウンターがお気に入りで、ここで朝食をとることもあります。カウンターから山や川が見える景色が最高で、家で贅沢な気分を味わえるのが嬉しいです。

実は、家を建てる前からずっと探していた、お気に入りのダイニングテーブルがあったんです。アンティークの和家具をリペアしている会社のもので、日本の職人さんがこだわって作った特別な一品です。家を買うなら、このダイニングテーブルも買うと決めていました。吉野杉の優しい空間に、このダイニングテーブルが本当にぴったりで、今も見るたびにうれしくなります。

打ち合わせを楽しむのが家づくりの秘訣

家づくりを振り返ると、本当に最初から最後まで楽しかったですね。これから家づくりをされる方にアドバイスするとしたら、漠然としたイメージでも、まずはプロに思いを伝えるのが大事だと思います。

自分たちの気持ちを、どこまで言っていいのかわからなかったんですけど、どんなことでも伝えた方がいいと実感しました。もし、できないことであっても、プロの目から見たアドバイスがもらえるし、何よりも自分たちが家づくりに参加しているという実感が湧いて、打ち合わせの時間が本当に楽しかったんです。良い出会いがあったからこそ、家づくりを心から楽しめたのだと思います。

自然素材のぬくもりを感じる、美しい佇まいの家

塗り壁と切妻屋根が印象的な外観。

自然素材のぬくもりを感じさせる柔らかな土壁の色が、周囲の緑と調和。切妻屋根は軒を深く出すことで、建物を雨や日差しから守るだけでなく、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

玄関ポーチの天井にも吉野杉を張り、帰宅する家族を優しく出迎えます。植栽には、背の高い樹木や石がバランス良く配置され、豊かな表情を見せています。

シンプルでありながらも、素材の質感が際立つ、洗練されたデザインの住まいです。

和とモダンが調和する、心地よい玄関

吉野杉の無垢材が温かみを感じさせる玄関は、和の要素とモダンなデザインが見事に融合しています。左手には、空間を緩やかに仕切る格子が、奥へと続く廊下をやさしく見せています。

中央に配された扉がラタン素材の収納は、空間に軽やかさとリゾート感をプラス。その上には、可愛らしい帽子が飾られ、家族の個性が垣間見えます。

右手の障子戸は、柔らかな光を室内に届けながら、プライベートな空間への期待感を高めます。

自然光を招き入れる、開放的な玄関

玄関土間は洗い出し仕上げを施し、来客時もゆったり使えるスペースを確保。玄関から入って左手にある大きな障子戸からは、柔らかい光が室内全体に広がり、空間全体を優しい雰囲気で包み込んでいます。

壁に立てかけられた大きな鏡は、お出かけ前の身だしなみをチェックするだけでなく、土間をより広く見せる効果ももたらしています。

光と風を感じる、やすらぎの和室

天井から吊り下げられた丸いペンダントライトが、空間全体を柔らかく照らし、障子戸からは優しい光が差し込みます。畳の香りが心地よく、思わず深呼吸したくなるような清々しい空気が漂っています。

床に近い低い位置に設けられた地窓は、外の光と風を効果的に取り込み、空間に広がりをもたらします。

床と梁が木のぬくもりを感じさせるLDK

奥のL字型キッチンは白を基調とし、清潔感のある空間に。絵画が飾られているスペースは将来的にはテレビボードを置いてテレビを置く予定。

外の景色が望めるようリビングの北側に窓を設置し、南側には高窓を設計。たっぷりの光が差し込み、部屋全体を明るく照らします。

木のあたたかみと自然光が心地よい空間

洗面スペースは、シンプルながらも使い勝手の良いデザイン。白いタイルが清潔感を演出し、収納力のあるキャビネットがすっきりとした空間を保ちます。正面の鏡の上には横長の窓があり、自然光を取り込むことで明るく爽やかな印象を与えています。

階段と廊下も、同様に吉野杉の無垢材がふんだんに使われています。木製の階段はあたたかい雰囲気を生み出し、裸足でも気持ちよく過ごせます。階段の壁や廊下にも小さな窓が設けられており、室内に光を届けながら、視覚的なアクセントにもなっています。