和室の間取りを考えるポイント|メリット・デメリットや参考例も紹介

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和室の間取りを考えるポイント|メリット・デメリットや参考例も紹介

新築の家の間取り決めの際、どんな部屋を設けたいか検討する中で和室を設置するか悩む人もいるのではないでしょうか。近年、洋室だけでなく和室も新築に取り入れることが注目されてきており、和モダンといった洋風と和室のハイブリットなデザインの部屋に人気が出てきています。

 

当記事では新築の家に和室を取り入れるメリットとデメリットや和室の事例を紹介しています。これから新築の間取り決めをする人はぜひ参考にしてください。

和室の役割

そもそも家に和室を取り入れる本来の目的は、法事などでお寺からいらっしゃる住職や来客者を出迎えるための客間として使うためでした。現在でも普段は茶の間として使用しながら、親戚や友人が来た際の宿泊用など来客用の部屋として使用することが多いですが、他にも以下のような役割で使うことができ、昔と比べて用途が変わってきています。

 

  • リビングが散らかっている時に急な来客があった場合の荷物の避難スペース
  • 子どもの遊び場や昼寝部屋
  • 洗濯物を畳んだり、アイロンがけをするなど、座ってちょっとした作業をする部屋
  • 具合の悪い家族を一時的に看病するスペース

 

このように、さまざまな使い方ができると、最近では家を建てる際に和室をつくる人も増えています。

■ 和室のメリット

和室は来客用の部屋だけでなく小さな子どもの遊び場や寝室、荷物の一時的な置き場など、幅広い用途で使えます。そんな自由度の高い和室には以下のようなメリットがあります。

 

  • ベッドや椅子が不要で、広々と使える
  • 本格的な和室の畳には温度調整などの機能や、”い草”の香りによるリラックス効果が得られる
  • 収納力の高い押し入れをつくることができる

 

フローリングと違い畳は傷みやすいため、畳の上に重い家具を置かない方が良いとされています。なので、必然的に広々とした空間になって部屋の使い方が広がります。

 

また、本格的な和室に多く使われる畳のい草の香りにはリフレッシュ効果も期待されるので、ゆったりとくつろげる部屋をつくり出すことが可能です。

■ 和室のデメリット

さまざまな用途で使える和室ですが、以下のようなデメリットもあるので、自身の生活スタイルに取り入れることが難しい場合は検討が必要です。

 

たとえば、畳や障子、ふすまなど、どれも和室を象徴とする魅力の一つですが、傷みやすくこまめな手入れが必要であるという側面も持っています。とくに畳は重い家具を置くとへこみやすかったり、変色や毛羽立ちが出てきたりするため、ある程度の年数で張替えが必要です。さらに、和室の湿度が高かったり、畳に水をこぼしたりするとカビが発生しやすくなるので、こまめな手入れをして意識的に畳の状態を確認しておく必要もあります。

 

こういったお手入れの手間を少なくしたい場合は、い草の畳ではなく、ある程度撥水性があるような和紙の畳を検討されるのもよいでしょう。本格的な和室にはい草の畳の方が良いと思いますが、普段使いするならば手入れの負担が少なくなる素材も十分検討に値すると思いますので、是非ご家族の間でこれらの点についてよく話し合ってみてください。

和室の間取りを考える際のポイント

家に和室をつくると決めたら、和室は畳に合わせて部屋のサイズも決まるので、それを考慮して間取りを考えなくてはなりません。また、他にも以下のようなポイントを押さえて間取り決めをすると、家全体の間取りが決めやすくなります。

 

【和室の間取りを考える際のポイント】

  • 家の大きさを考慮する
  • 和室を設置する場所を考える
  • 収納スペースについて考える

 

これらのポイントは、どのような目的で和室を使うのかによって影響を受けるので、長い目で見てどのように和室を使うかイメージしてから、ポイントと合わせて決めていくとよいでしょう。

■ 家の大きさを考慮する

和室をつくる際は、たとえ小さめのものであっても収納まで考慮すると一定の広さが必要になってくるため、和室の大きさだけで考えるのではなく、家全体の大きさを考慮して決めることが重要です。目安として、二人分の布団を敷いたり、座卓を4人くらいで囲めたりする大きさである四畳半の和室には約3坪、最も主流で使い勝手の良い大きさと言われている六畳の和室には約4坪の広さが必要になってきます。

 

単純に 和室の大きさだけを見るのではなく、他の部屋とのバランスを見ながら上手く広さを決めていくことが大切です。

■ 和室を設置する場所を考える

目的によって和室を設置する場所を『完全に独立した和室』にするのか、『LDKと続いている和室』にするのかなど、どこにつくるのか考えることも重要です。親戚や友人が来た時に宿泊もできるような来客用や、親御さんなどと同居した際の部屋、いずれは和室をメインにして過ごすなどを検討している場合は、周囲の生活感を少なく感じられる完全に独立した和室がおすすめです。

 

また、子どもが遊んだり昼寝をしたりすることのできる部屋や、リビング和室として使いたいなどの目的の場合には、家族の存在を近くに感じながらもある程度のプライベート空間を確保できるLDKと繋がっていたり、リビングやキッチン横に設置することがおすすめです。

■ 収納スペースについて考える

和室には押し入れや天袋などの収納スペースを設けることができるので、間取りを考える際には収納についても考えておきましょう。一般的な収納スペースは押入れですが種類によってサイズも異なるので、どのようなものを収納するかによって変わってきます。

 

他にも床の間の脇や窓下などに設けられる地袋、畳の下に設けられる収納庫など、和室に設けることが出来る収納スペースはさまざまです。

 

中に収納する物としては、リビングなどと違い頻繁に出し入れをしないような来客用の布団やオフシーズンの衣類などがおすすめです。和室の収納スペースは洋室に設けられる収納と違い奥行きがあるので、作っておけば収納できるものが増えて困るものではありません。

 

和室における床の間の活用方法|モダンでおしゃれな和室の事例も紹介

和室の間取り参考例

和室は現代向けの用途が増えていたり、昔と違って和モダンなどおしゃれな和室も増えたりしているので、需要が再び増加してきています。リビング内にある小さめサイズのおしゃれな和室スペースや、長い目で見た時に使い勝手の良い独立型の和室など、目的や広さによって設置の仕方はさまざまです。

 

以下では、これまでイムラが施工してきた和室のある家を紹介しているので、実際にどのように和室が設置されているのかを見て、イメージを膨らませてみてください。

■事例① リビング内にある和室

2階建て2LDKのこちらのお家には、薪ストーブのあるリビングダイニングに畳を取り入れ、和室スペースを配置しました。

 

畳には段差のあるピットリビングを採用しているので、畳に座ってゆったりとくつろぐことができたり、段差に座ってくつろいだりできる広めの空間です。また、薪ストーブの輻射熱で家全体に暖かさが伝わることで、より心もほっとする落ち着きのあるリビング内の和室に仕上げています。

 

薪ストーブのあるタタミリビングの木の家

■事例② 独立した来客用の和室

築46年の平屋のお家の和室ですが、洋室を来客用のスペースとしてリフォームしました。

 

元々は天井に雨染みが見られた洋室でしたがリフォームによって綺麗になり、色調も白色の壁を使って和モダンなデザインにすることでおしゃれなくつろぎ空間を再現しました。また、家を訪問してくださった方がゆっくりとくつろげるための客間として和室はぴったりで、独立していることで使い勝手も良くなり、落ち着いた部屋になりました。

 

長く住み継ぐ平屋の木の家

■事例③ リビング横にある和室

二階建ての4LDKのお家には、リビング横に客間としても使える6帖の和室を施工しました。こちらの和室は、床の間にはアクセントクロスを張ることで存在感を引き立てたり、様々な使い方ができるようにリビング横に設置したりと、こだわりの和室となっています。

 

また、扉を開くとリビングに繋がり広々とした空間になるので、家族の存在をより感じることができたり、子ども達の遊びの幅も広げたりすることもできます。

 

新しい生活様式にも対応ができる木の家

まとめ

和室には昔ながらの使い方である来客用だけでなく、現代に合った様々な幅広い用途があることから、新築の間取りの中に入れることも増えています。また、デザインも昔と違って明るめの部屋をつくることができるので、若い世代の方にも人気が出てきています。

 

ただし、和室はこまめな手入れが必要であったり、重いものが置けなかったりもするので洋室よりも配置や環境を意識しなくてはいけません。自身のライフスタイルに合っているか、長期的な目で和室を設置するかどうか検討してみてください。

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