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平屋の話|今、平屋が人気の理由とは?

テレビ・新聞等のメディアなどでも魅力が紹介され人気が高まっている平屋ですが、国交省が平成25年度発表した着工統計によると、住居系建築物のうち約3万8千棟、住居系全建築物に占める割合は7.4%となり、今なおその人気は上昇しています。

では、実際にどういったところがよいのでしょうか。


なぜ平屋が人気なのか、平屋のメリットとは?


平屋が人気な理由をメリットにもふれながらご紹介します。



おしゃれでかっこいい外観

飽きのこないシンプルな外観


■ 階段の昇り降りがなく、家事が楽


洗濯、掃除、料理など、家事は生活していく中で毎日行うことです。だからこそ、家事動線は移動が少なくシンプルなものの方が、家事の時間短縮や負担軽減にも繋がると言われています。

 

たとえば、1階で取り出した洗濯物を2階へ干しに行き、さらにもう一度1階に取り込むといった家事を想像してください。重い洗濯物の移動は大きな家事の負担です。

 

「階段がない」「廊下部分が少ない」という特徴を持つ平屋に、フロア内を円状に回れる回遊動線等を組み合わせれば、より効率的な暮らしやすい間取りにすることができます。

 


■ 2階建てより地震に強い


2階建てやマンションと比べると、平屋は一つの部屋にかかってくる重量が屋根だけなので、地震の揺れに対してダメージを受けにくく、倒壊しづらいのです。また、危険を感じた時に玄関や窓から直接外へ逃げることができるのもメリットです。


      


■ 廊下や階段につかう面積をLDKなどに割り振れる


2階建てにした場合、常に階段を作る必要があります。その面積を考えたことはありますか?

 

一般的には階段を設けるにあたり、4畳から5畳分は必要であると言われています。その面積分LDKを広くすることや、書斎やウォークインクローゼットを設けるなど、生活をより豊かにできるようなスペースとして新たな選択肢を増やすことができます。



家族の靴をたくさん収納できる土間収納 

家事コーナーのある洗面室


■ 家全体をバリアフリーにできるため、老後も安心


 

家を建てるときは階段が気にならなくても、ご高齢になると日々の生活がしづらくなることもあります。また、小さな段差でも転んでケガを負うこともあります。

 

階段のない平屋をバリアフリーで建てることは、一生その家で安全に暮らしていくことができるということに繋がるのです。


平屋に弱点はないのか。知っておきたいデメリットとは?


平屋を建てる前にデメリットも知っておこう!


■ 2階建てよりも広い土地が必要


誰しも「どれくらいの家や土地の広さが必要だろう」と家づくりに取り掛かった時に考えるでしょう。その多くは、自分たちの家族の構成やライフスタイルを考慮し、必要な部屋数から家の広さや土地の面積を割り出していきます。

 

同じ部屋数・広さを平屋と2階建てで確保しようとした場合、もちろん2階建てより広い土地が必要になってきます。

 

とくに、「建ぺい率」といって各宅地には「土地の広さの○○%までしか建物1階分の面積をとってはいけない」というルールが課せられていますので、平屋を考えているお客様はこちらについても注意が必要です。


■ 屋根と基礎面積が大きくなるから、2階建てよりも坪当たりの建築費は割高


平屋と2階建ての家で同じ床面積を計画した場合、家の基礎となる面積が2階建てよりも広くなります。

 

そのため、基礎工事費用が上がり、1坪あたりの建築費が上がってしまうのです。屋根に関しても平屋のほうが大きくなるため、費用はかさみます。

 


■ 中心部の日当たり・風通しを考慮した設計プラン


健康的な生活を送る上で、十分な日当たりと風通しの良さは大切ですよね。

 

しかし、平屋では建物中心部が部屋に囲まれてしまった場合、窓を設けることができないなどの理由で、日当たりと風通しが悪くなってしまうことがあります。

 

そこで、中庭を設けたり、L字型やコの字型、細長い建物にしたりするなど工夫した設計プランが必要になります。

 

ウッドデッキを設けたコの字間取り


■ ある程度の防犯対策


窓の数が多く、空き巣などが侵入しやすい1階部分の面積が広い平屋は防犯面での対策が必要になります。

 

窓を割るのに手間のかかる二重ガラスにする、防犯フィルムを貼る、センサーライトを設置するなどが効果的です。

 

また、通行者と同じ高さで生活するため、カーテンやブラインドなどで家族のプライバシーをきちんと守れるものも必要となります。

 

自然光や風を取り入れつつ、プライバシーを守る木の格子


あなたのお家は平屋にする?それとも2階建てにする?


自分が平屋向きか、2階建て向きか判断しよう!


■ 土地の広さ


家族構成やライフスタイルを考えた時に必要な部屋数や間取りをまず考えることがたいせつです。そして、自身の建築地でどのくらいの部屋数の建物ができるか確認します。

 

平屋がいいと思っていても、必要な部屋数が確保できない土地の広さではどうしようもありません。部屋数の確保のために2階建てがよい場合もあります。必要な部屋数を削ってまで平屋にするのは、暮らし始めてから思わぬ不満を持つ可能性があります。

 


■ 暮らしのイメージで決める


平屋ではLDKから寝室、子ども部屋、お風呂などの全ての機能を1階に設けることになるので、家族で顔を合わせる機会が多くなり、コミュニケーションを取りやすい環境を作ることができます。

 

しかし、逆にお互いのプライバシーの確保という面では2階建ての方が優れています。家族でワイワイするなら平屋、プライバシーを確保しやすいのは2階建てがおすすめです。たとえば、自身や家族の休日の家での過ごし方も考慮し、どちらがいいのか考えてみるのがいいかもしれません。

 

大人数が集まるときは和室の建具を開放し広い空間として使える


■ 設計士の提案力が明暗を分ける


注文住宅を建てる際、設計士が家族のライフスタイルやライフステージのヒアリングを行い、プランに反映していきます。

 

生活動線や機能性に加えて防犯面も考慮した間取りの提案が必要になるので、設計士の提案力が明暗を分けます。

 

そこで、依頼を検討している住宅会社の過去の建築例は必ず確認し、家族が理想とする暮らしを実現できるか考える必要があります。


まとめ


■ わかりやすいプレゼンをしてくれる専属の設計士がいるから任せて安心


注文住宅は個別の要望を反映できるメリットがある反面、実際に出来上がるまで心配であるというデメリットがあります。

 

専属の設計士とコミュニケーションを重ねていただき、設計プランに反映していきます。また、イムラの設計士は提案イメージを手書きでプレゼンしています。

 

多くのお客様が驚かれるほど、プレゼンと同様の仕上がりになりますので、イムラの設計にご安心してお任せください。

 

設計士のプレゼンテーション


■ 土地の条件を読み解く設計手法で、世界に一つだけのお家ができます


家族の要望を踏まえて設計するのはもちろん、家を建てようとされる敷地の特徴も読み取る必要があります。

 

平屋か2階建てなのかも含め、設計プランは建てる敷地によって左右されます。道路からの視線とプライバシー、日光の取り入れ方、風の通り抜け方にも最大限配慮し、快適なプランをご提案します。

*平屋の施工事例は《 こちら 》

 

自分たち家族のためだけの「世界に一つの家」を是非イムラにご相談ください!

 

登美ヶ丘展示場(ABCハウジング奈良・登美ヶ丘住宅公園内)《 詳しくはこちら 》

 

イムラは奈良・大阪で家づくりを行っています。建替えや新築、またリノベーションについてのご相談も承っております。ぜひ一度、お近くの展示場にて吉野杉の香りとぬくもりをご体感ください。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。