施工事例・お客様インタビュー
Works.Interview
オススメ
季節の移ろいを感じる木の家
38.70坪
何と言っても吉野杉が美しく、魅力的だった。
希望していた無垢の床、セルローズファイバーが標準仕様で、その無垢の床である節の無い吉野杉の美しさに惹かれました。また、設計の方からお話を伺う機会があったのですが、イムラさんの間取りの考え方等をお聞きして、私たちのお家もイムラさんに設計してほしい、と思いました。
Data
敷地面積 | 174.79m²[52.87坪] |
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延床面積 | 127.93m²[38.7坪] |
家族構成 | 夫婦 |
種類 | 単世帯・二階建て |
竣工年月 | 2024.2月 |
建築地 | 大阪府 |
家を建てるのが夢だった
マイホームを建てるのが夢で、ウッドショックによる木材の価格変動に加えて、近年の物価高騰が今後も続くことを考えると“今のうちに”と思い家づくりをスタートしました。
木の家がいいな、無垢の床とセルローズファイバーがいいな、とネットで情報収集をしている中で、イムラさんのインスタが目に留まり、きれいな無垢の床に惹かれて展示場へ行ってみることにしたんです。それまではイムラさんのことは全く知りませんでした。無垢の床でも節があるものは嫌だと思っていたので、イムラさんが建築されたお家の写真を見て、節がない吉野杉の木目の美しさが印象に残りました。
足が全く冷たくなくて驚いた
1月の寒い時に展示場へ行きましたが、足が全く冷たく無くて驚いたのが第一印象です。当時は賃貸のアパートに住んでいて、冬場は特に床の冷たさを理由にベッドから出たくないことも多くありました。暑い夏にも展示場へ行ったのですが、床がべたつかずさらさらしていて気持ちよく、寒い冬と湿気がある夏の両方をしっかりと展示場で体感できて良かったです。
セルローズファイバーがいいと考えていた理由は、防音性が高いと聞いたからです。幼い頃から家の中で歌を歌うのが好きで、帰宅した両親から「声が外に丸聞こえ」だと言われた経験から、単純ですが”防音性が高い家が良い”と思っていました。展示場でもセルローズファイバーの中に防犯ブザーを入れて鳴らす実験をさせていただきましたが、全く聞こえなかったのを覚えています。
季節の良い時には窓を開けて過ごしたい
以前に住んでいた場所は周りに自然がなかったこともあり、【周りに緑が多い】【川のせせらぎが聞こえる】【スーパーが近くにある】【田舎すぎず不便でないところ】という条件で土地を探していました。これらの全ての条件に合う土地を探すとなると、やはりすぐには見つかりませんでした。風で揺れる木々の音が聞こえ、自然が身近に感じられるこの土地を見つけた時は「絶対にここに建てたい」と大袈裟ですが心が震え、営業の方にお話しすると一緒に見に来てくださりました。
ハウスメーカーを含めて5社ほどの住宅会社を見て回ったのですが、気密性を重視しているので窓を開けずに暮らしましょうと言われた会社もあり、光や風が心地よい季節には窓を開けて過ごしたかったので、この場所は本当に気持ちが良いです。窓を開けると川の流れる音や鳥のさえずりが聞こえるんです。私たちが「イムラさんに設計をお願いしたい!」と思った、この土地の風向きや太陽が当たる角度など周辺環境を調査いただいた上での間取りをご提案いただき、LDKは特に陽の光がうまく入るように壁が斜めになっています。
新しい家に置きたかった家具
家を建てたら置きたいと思っていた吉野杉のカップボードがあったので、ちょっとした窓も設けて、カップボードがすっきり収まるようなキッチンを設計してくださりました。対面キッチンがいいなとも考えていたので、ご提案いただいた壁付けキッチンが気になると設計の方にお伝えしたところ、対面キッチンにした場合のメリットとデメリットを明確に説明してくださったんです。今ではキッチンに入りやすいので、提案いただいた通りの壁付けキッチンにしておいて良かったと満足しています。
リビングに入るところの、イムラさんオリジナルの吉野杉の造作建具も気に入っています。家族が友人が遊びに来た時に「わぁ、素敵」といつもなります。大阪以外に住んでいる方が遊びにいらっしゃったときはせっかくだしテーマパークへ連れて行ってあげようかな、とも考えるのですがどこへ行くこともなく家で過ごして終わることが多いです。床の足触りとか、部屋の空気感とか、陽が入ってポカポカした感じが気持ち良いみたいで、「そろそろ遅くなるんじゃない?」と私は時間を気にするのですが、「大丈夫!」となかなか帰ってくれなかったりとか。。。
経年変化を楽しみたい
カップボードも同じなのですが、無垢の木と真鍮の組み合わせが好きで洗面台にもこだわりました。真鍮の照明や鏡、タオル掛けなど、無垢材と同じように経年変化が楽しめるのが真鍮の好きなところです。洗面台部分の木も水ハネによるシミが目立ってきたら、モールテックスを塗っても良いのかなと考えていたりします。
洗面台の近くには小窓を設置していて、吉野杉の窓枠が外の景色を絵画のように切り取ってくれます。ヒーリングで炎が揺らぐ動画があると思いますが、わざわざその映像を流さずとも、ソファに座って見えるあの窓越しに風に揺らぐ木々を見て癒やされてるんです。窓からの日の入り方や、葉の色付きを見て季節の移り変わりを感じられますしね。
土壁のように、珪藻土に藁を混ぜてもらったのもこだわったところです。珪藻土の色味はもちろんのこと、藁の量というか、混ぜ具合というか、口頭では伝わりにくかったので自分がやりたいと思っているものを設計の方に実際に見て確認いただけたこともあり、考えていた通りの壁にすることができました。どこか懐かしい、落ち着く部屋になったと思います。
とにかく家を一度見てほしい
土地探しにも、住宅会社選びにも時間がかかりましたが、家が完成して実際に住んでみると、改めてイムラさんでお家を建てて間違いなかったと思っています。リビングの珪藻土の色が少し濃いので、照明を昼白色にすればよかったかなと考えていたのですが、昼白色より電球色で過ごしている方が睡眠には良いと知ったので解決しました。欲を言えば、切り替えられるようにしておけばよかったということくらいでしょうか。これから家づくりをされる方は、一度、イムラさんのお家を見学されることをおすすめします。ホームページやSNSだけでは香り、手触り、空気感はわからないので、実際に自分の目で見て触れて体感してみてください!