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家づくりの期間と流れとは?失敗しないための注意点を紹介

『家は一生に一度の大きな買い物』と言われるように、ほとんどの人が『家を建てる経験』をするのは人生で1度きりです。だからこそ失敗するのは避けたいところです。しかし家づくりを成功させるには幅広い知識が必要になります。

そこで今回は家づくりの第一歩である、期間や流れ、注意点などを紹介します。まずは当記事で家づくりの基礎中の基礎を勉強して参考にしてください。


家づくりの期間



家づくりはハウスメーカー探しからはじまり、住宅購入資金の手配や間取り決めなど、さまざまなことに時間がかかるため、『家を建てたい』と思い立ってから実際に家が建つまでに、8~15ヶ月程度の時間を要す、と言われています。

 

ただし、間取りや工法・製品がパターン化しているメーカーの場合は、最短2~3ヶ月で家が完成することもあります。こうしたメーカーでは値段も比較的安価な傾向にありますが、値段や期間だけで家づくりを依頼するメーカーを決めるのはおすすめできません。なぜなら、家は『気安く買い換えられるモノ(金額)ではない』からです。

 

たとえばパターン化した間取りが自分や家族の生活動線とマッチするとは限りません。生活動線が合わないと、その後、何十年と不便な生活を送ることになります。予算や期間の都合もありますが、できれば生活動線を重視した、間取りを自由に設計できるメーカーを選ぶことをおすすめします。


家づくりの流れ



次に標準的な家づくりの流れを見ていきましょう。

 

【家づくりの流れ】

  1. どんな家に住みたいかイメージする
  2. 家の設計プランを立てる
  3. 資金計画を立てる
  4. 契約、着工
  5. 家の完成、引き渡し

基本的には上記の流れに沿って家づくりが進んでいきます。各工程の流れや詳細を把握しておくことで、あらかじめ準備ものや、どこで情報を集めるのが最適か知っておくことが出来ます。


1.どんな家に住みたいかイメージする


間取り・デザイン・インテリアなど家づくりでは決めることがたくさんあります。まずは自分たちはどのようなテイストや雰囲気にしたいか、また、どういった間取りがあるのかを雑誌やWeb検索、展示場などで情報を集めましょう。その際、ある程度の予算を決めておくことも大切です。

 

特に雑誌やWeb検索では施工費用が記載されていることも多いので、あらかじめ予算を決めておくことで自分たちがどの程度の家を建てられるのか、の判断基準にできるでしょう。ただし、注意しておきたいのは展示場です。展示場はハウスメーカーの技術の集大成を披露する場とも言えるので、最高ランクの素材や設備が使用された豪華な住宅になっていることが多いです。

モデルハウス全体を参考にするのではなく、家事動線や空間づくりなどの一部を自身の住宅に取り入れようという考え方が必要です。


2.家の設計プランを立てる


情報収集を経てマイホームのイメージができたら、次は家の設計プランを考えます。情報収集時に気になったハウスメーカーや設計事務所、工務店に相談して見積もりを提示してもらい、その中から自分たちの理想とするマイホームのイメージに近い提案をしてくれる会社への依頼を検討しましょう。また会社によっては無料で図面を作成してくれる場合もありますし、測量や法規の調査、お客様との打ち合わせを念入りにするために有料で図面作成を行う会社もあります。図面があると、実際の生活をイメージしやすくなるので一度相談してみるのも良いでしょう。

 

また、先述のとおり家を建てる期間は8~15ヶ月と長期にわたります。その間、担当者が変わらないことがほとんどなので、設計相談・見積もり時には担当者との相性も大切です。


3.資金計画を立てる


次に、見積もりを確認しながら資金計画を立てます。頭金や住宅ローンの借入額や金利など、住宅購入にかかる費用の計算をしていきます。こうした計算は複雑で難しいので、経験が豊富な住宅会社の営業スタッフや借入を考えている銀行の住宅ローン担当者に相談し、算出してもらうのがおすすめです。借入額の計算においては、借入可能額ではなく返済可能額で決めると無理なく住宅ローンの返済ができるでしょう。

 

それに加えて、忘れてはいけないのが登記費用や火災保険などの諸経費です。貯金がある場合は良いのですが、ない場合はこれらの費用を住宅ローンに算入できるか確かめたうえで、これらの費用を賄うという方法も考えておきましょう。


4.契約、着工


資金計画を立てたら、いよいよ家づくりを依頼する会社と契約します。契約に関する書類は、思いのほか多くなります。面倒だからといってすぐに申し込むのではなく、必ず時間をとって内容を確認しておきましょう。契約後、万が一トラブルが発生した場合に『確認していなかった』とっても契約書の効力は変わりませんので、慎重に進めましょう。

 

また契約時には着工前の準備も含めてどのようなことが行われるのかの説明を受けます。どのタイミングで入金が必要か、いつまでに引き渡されるのかなどスケジュールは漏れなく確認しておきましょう。


5.家の完成、引渡し


家が完成したら、施工ミスや不具合がないかを確認する『立ち会い』を行い、契約内容に対して相違点や不具合があれば、補修してもらいます。特に問題がなければ引き渡しを行いますが、引き渡し後に不具合が発覚した場合は住宅会社や設備メーカーの保証書を確認し、無償・有償いずれの対応になるかよく確認しましょう。立ち会いの際には十分に注意して確認しておきましょう。また、キッチンやお風呂など設備機器の使用方法の説明も引き渡し時に行われるのが一般的です。


家づくりにおける注意点



家づくりにおける注意点には以下のようなものが挙げられます。

  • 設計者と納得がいくまで話し合いをする

『家は一生に一度の大きな買い物』と言われるとおり、そう何度も購入するものではありません。そして一生を過ごすからこそ、妥協は禁物です。決めることが多いので途中で面倒になることもありますが、住み始めて後悔しないためにも、設計者と納得がいくまで話し合いをして、理想のお住まいを実現しましょう。

  • 返済プランは現実的か

『ローンを早めに返そうとする』『オプションが多くなり借入金額が跳ね上がる』となってしまっては無理な返済計画になりかねず、生活が立ち行かなくなってしまうことも考えられます。日々の生活が圧迫されてしまってはせっかくのマイホーム生活も楽しめません。そのため、本格的な家づくりを始める前に無理のない返済計画を立てて、できるだけそれに沿った額を借り入れるようにしましょう。

  • 工事中も定期的に家の様子を見に行く

着工してから全く家の工事の様子を見せてくれない会社は避けましょう。できれば定期的に現場での説明機会を用意してくれる会社を選ぶと安心です。家づくりの工程の中には、断熱材が壁の中に隠れるなど、一旦進行すると見えなくなる箇所が必ずしも存在します。そのような工程に際し、説明付きで施工内容を確認させてくれる会社を選べば、安心して工事を任せることができます。


まとめ


マイホームづくりは楽しいことが多い反面、綿密な計画を立てておかないと完成後に後悔することも考えられます。納得がいく家づくりをするためには、自分たちが準備するのはもちろん、親身に寄り添ってくれる会社を選ぶのがポイントです。

 

株式会社イムラでは、風の通りや日光の当たり方、道路からの見え方などの土地の特徴や、ライフスタイルに合わせた収納量や家事動線に配慮した最適なプランをご提案。完全自由設計なので、理想のマイホームを建てることができます。また、天井や床、建具などにも吉野杉をふんだんに使用し、内壁には珪藻土の塗り壁を採用しているため、全体的に柔らかく温かみのある空間をお楽しみいただけます。

 

通常の住宅とはひと味違う、吉野杉という天然素材が織りなす優しい空間をぜひ一度、展示場でご体感ください。